もはや狂気の領域。
アメリカントラックに700馬力がはたして必要なのか?そう問われて、普通は「NO」と答えるでしょう。
レーシングカーではなく、ショーカーでもなく、市販量産車として発売される現実こそがアメリカという国ならではのカルチャー、これぞアメリカ。
そしてそれに呼応するように、世界には確実に「YES」と答えるマーケットが存在します。
そこに誕生したのが公道最強と呼び声の高いF-150ラプターR。
ラプターの姿をしたオフロードスーパーカーと言っても過言ではありません。
アーティスト 清木場俊介さん
東北楽天ゴールデンイーグルス 浅村選手
東北楽天ゴールデンイーグルス 西川選手
外装
ラプターRには、FORDパフォーマンスのイメージカラー、コードオレンジでペイントされたRエンブレムを装着。
ボンネットには、エンジンルームの熱を排出させる専用のパワードームなどを装備しており、通常ラプターとは差別化が図られています。
大型グリル、バンパー、フェンダーフレアはブラックにペイント、リヤフェンダーには砂漠をイメージしたグラフィックデカールも入れられワイルドさを際立たせています。
さらに、37インチのオールテレーンタイヤ、FOXレーシングショック、ステンレス製エキゾーストマニホールド、アルミ製ドライブシャフト、ハイパフォーマンス化に伴いオイルパンやオイルクーラーなども専用パーツで強化されています。
エンジンルームの熱をスムーズに排出させるパフォーマンスパーツで、コードオレンジのラプターRエンブレムが装着されています。
※ラプターR
FORDブロックスタイルロゴを採用した、ラプター専用の大型インテーク付きパフォーマンスグリル
フロントフェンダーとベッド、ボンネットにはそれぞれにエアエクストラクター(排熱ダクト)を装備しています。
夜間のドライブ時などでカーブにさしかかった際には、LEDプロジェクターヘッドライトがステアリングに連動して進行方向を照らします。
迫力あるリアビューを演出するデュアルテールエキゾーストシステム。
ラプターRは37インチ。
通常のラプターは、35インチのオールテレーンタイヤと組み合わせて、17インチの専用デザインホイールが装着されます。
内装
ラプターRのインテリアは、ブラックレザーとアルカンターラを組み合わせたレカロ製スポーツシートを標準装備しており、インパネやドアなどにカーボンファイバーパネルが装着されています。
ドライバー正面に、SYNC4テクノロジーを搭載した12インチタッチスクリーンを配置し、アップルカープレイとアンドロイドオートにも対応しています。
新世代のインフォテインメントシステム「SYNC4」を標準装備しており、FORDの最先端技術の結晶となっています。
標準装備のB&Oサウンドシステムは、ヨーロッパハイエンドカーに装着される世界的高級オーディオブランドであるBang&Olufsenの派生ブランドです。
サブウーファー込み18スピーカーのサウンドはもちろん素晴らしいの一言です。
ムーンルーフ&テールゲートパッケージに含まれる人気オプション装備の一つです。
リアシートに連なる大型のサンルーフとなり、ドライバーと同乗者に様々なパノラマビューを提供します。
ボタン一つでサンシェードが電動開閉しますので、眩しい事や暑いこともありません。
走行性能
ラプターのパワーユニットは2種類存在し、V6 3.5L EcoBoostツインターボ450馬力とR専用となるV8 5.2Lスーパーチャージド700馬力エンジンがラインナップ。
共に10速ATと組み合わされます。
注目は可変バルブエキゾーストシステムです。
ビルトインXパイプや、独自のトロンボーンループなど、音質を向上させるパススルーマフラー設計を採用。
ドライバーにかなりのサウンドを聴かせてくれます。
ドライブモードはノーマル、スポーツ、クワイエット、バハの各モードがあり、アクティブエキゾーストと連動します。
ドライバーはステアリングやサスペンションなど複数のモード設定をカスタマイズし、ステアリングホイールにある「R」ボタンを押すだけでその設定を呼び出すことが可能となっています。
シェルビーGT500にも搭載される5.2LスーパーチャージドV8エンジンをラプターRに採用。
フォードパフォーマンスが低中速域のトルクを強化するなどラプターR専用のチューニングを施しています。
最先端の電子技術を備えた次世代のFOXショックアブソーバーを装着。
ショック本体は内部バイパス機構を採用して熱の蓄積を軽減し、オフロードでのパフォーマンス低下を最低限に抑えます。
ビルトインXパイプや、独自のトロンボーンループなど、音質を向上させるパススルーマフラー設計を採用した、可変バルブデュアルエキゾースト
ステアリングやサスペンションなど複数のモードをオリジナルで設定を調整し、ステアリングホイールにある「R」ボタンを押すだけで予め設定したドライブモードを呼び出しことが可能です。
非常に長いトレーリングアームを装備した5リンクのリアサスペンションは、激しい起伏をものともせず、車軸を適切な角度に維持してトラクションを確保します。
第3世代となるエコブースト3.5Lエンジンは、450馬力の出力と510lb-ftの強大なトルクを生み出す最先端のツインターボエンジンです。
安全機能
フォードF-150ラプターにはFORD CO-PILOT360テクノロジー及びFORD CO-PILOT360 2.0パッケージ両方が標準装備となっています。
FORD CO-PILOT360テクノロジーには、オートライト、オートホールド、ヒルスタート、レーンキープ/レーンデパーチャーワーニングシステム、プリクラッシュアシスト及び自動緊急ブレーキ(ABS)、リアビューカメラ―及びダイナミックヒッチアシストといった装備が含まれており、渋滞対策に特化したトラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロールも標準搭載しています。
メディア
ドライバー正面には、SYNC4テクノロジーを搭載した12インチタッチスクリーンを配置し、FORDパフォーマンスページやオーディオ設定などのインフォテイメントシステムにアクセスできます。
ハード面では話題のアップルカープレイ&アンドロイドオートが搭載されたことにより、お手持ちのスマホにインストールされているナビゲーションを純正画面に映し出し、車両とリンクさせる事が出来るようになりました。
Siriに対応となる為、音声による目的地設定やショートメールの作成送信、ミュージックの再生が可能です。
オプションパッケージ
新型ラプターのオプショングループは2つ存在しており、ラプターエクイップメントグループが標準となり、ラプターRエクイップメントグループがオプションで用意されます。
2023年モデルのラプターには18スピーカーB&Oサウンドシステム、先進のセーフティシステムであるFORD CO-PILOT2.0が標準装備されており、さらに快適性が向上しています。
基本スペック