2023年ブロンコスポーツは新グレードが加わり、ラインナップを拡充しました。
兄貴分のブロンコはフレームボディを持つ本格オフローダーですが、ブロンコスポーツはFFベースのモノコックボディという造りからもシティクルーザー寄りと言うことが解ります。
FFベースの4WDですから、スキーやスノボなどのスノードライブでは安定感抜群。
もちろんキャンプにもオススメです。
アーティスト 清木場俊介さん
東北楽天ゴールデンイーグルス 浅村選手
埼玉西武ライオンズ 松井監督
外装
いかにも遊べるクルマといった印象のフォードブロンコスポーツ。
フロントマスクは初代をモチーフにした丸目2灯とグリルを一体化させ現代風にアレンジした愛嬌あるフェイス。
全体的に丸みを帯びながらもスクエアなスタイリングが人気となっています。
2023年は、ホワイトペイントのルーフやグリルとパステルカラーの外装色などでオシャレな雰囲気に仕上げたヘリテージエディションが追加されました。
大きさはジープレネゲードより大きく、ジープコンパスとほぼ同じで、全長4387mm。
車幅は1940mmとワイドなのでサイズ感は大きく感じますが、アメリカンSUVとしてはコンパクトとなり、使い勝手も良いので女性にもオススメです。
1966年アーリーブロンコのデザインを取り入れたオックスフォードホワイトペイントグリルがヘリテージシリーズに装着されています。
浮彫りのブロンコロゴはレッドカラーでペイントされており、エクステリアのアクセントとなっています。
クラシックなデザインのオックスフォードホワイト17インチホイール。
オールテレーンタイヤと組み合わされ、ヘリテージ/ヘリテージリミテッドに標準装備されています。
アーリーブロンコをオマージュしてオックスフォードホワイトにペイントされたルーフ。
オプションのパワームーンルーフも装着可能です。
オフロード走行時に、岩や障害物からボディを保護するのに役立ちます。
ブラックカラーでエクステリアのアクセントとなっています。
バッドランズ、ヘリテージリミテッド標準装備のスチールスキッドプレート。
オフロードを走行する際に、障害物からシャーシを保護します。
丸目LEDヘッドライトを装着。
オプションのLEDフォグランプを追加すれば霧や大雨、雪など悪天候時にも安心です。
バッドランズ標準装備。
ブラックダイアモンドオフロードパッケージにも含まれる17インチホイール。
235/65R17オールテレーンオフロードタイヤが組み合わされます。
ヘリテージには235/65R17オフロードタイヤが装着されており、22.4センチの最低地上高と併せてオフロードで余裕のロードクリアランスを実現します。
※バッドランズ、ヘリテージリミテッドはオプション
ドアに設けられたタッチパネルに暗証番号を入力すれば、キー無しでドアの開閉が可能です。
内装
ブロンコスポーツのインテリアはクラス以上の豪華さを感じるものとなっています。
センターに最新のSYNC3インフォテイメントシステムを搭載した8インチタッチスクリーンモニターを装備。
ATシフトレバーの代わりにダイヤル式シフターが備わります。
パーキングブレーキは電子式です。
フロアは兄貴分のブロンコと同様に、マリンスポーツなどを意識した水洗いが可能なウォッシャブルフロアを採用しています。
リアゲートはゲートとウインドウガラスを別々に開閉が可能。
荷物の取り出しなどで重宝する機能です。
音声認識が強化されたSYNC3とオプションのナビゲーションが搭載される8インチLCDタッチスクリーンディスプレイを装備しています。
車内フロアを取り外して水洗いが可能な為、アウトドアなどで泥汚れを気にせず車内に乗り込むことができます。(バッドランズ)
オプションのカーゴマネジメントシステムには、ラゲッジスペースのキャンプテーブルが付属します。
食事の用意やキャンプ道具のセッティングなど幅広くお使い頂けます。
フロントシートのシートバックに設けられたモールストラップストレージはストラップに道具を挟みこむなどして収納が可能なシステムです。
同じくシートバックにあるジッパー式ストレージは中身が見えない為、貴重品の収納にもお勧めです。
サファリスタイルと呼ばれるハイルーフデザインを採用している為、高さのある荷物も積載できる広々としたラゲッジスペースを確保しています。
サブウーファーを含む10つものスピーカーを備えた高級サラウンドシステムがオプションで装着可能です。
走行性能
ブロンコスポーツのエンジンは、181馬力1.5L直3エコブーストターボと245馬力2リッター直4エコブーストターボの2種類から選べます。
ともに8速ATで、2リッターモデルにはセレクトシフト付きのパドルシフトが装備されます。
250馬力、277lb-ftという十分なパワーを発揮するパワーユニットが、バッドランズ、ヘリテージリミテッドに標準装備されています。
最上級バッドランズとヘリテージリミテッドには、7つのドライブモードを備えたGOATテレーンマネジメントシステムが搭載され、オフロードをものともしない走破性を実現しています。
※その他のグレードは5モードGOATが標準です。
全グレード4x4が標準となりますが、バッドランズとヘリテージリミテッドは、ディファレンシャルロック付きツインクラッチリアドライブユニット(※1)を搭載した、アドバンスド4x4システムを装備しています。
4つの車輪のうち、3つのトラクションが抜けた場合でもリアの片側のみに駆動力分配が行える高度なシステム。
GOATのテレーンモードで動作します。
(バッドランズ/ヘリテージリミテッド)
バッドランズ標準エクイップメントグループに含まれる、ステアリングパドルシフトがスポーティな走行を可能とします。
オフロードでの操作性を向上するオプションのフォードトレイルコントロール。
ロッククロールorマッド/轍モードではスプリットビュー付きフロント180度カメラにより前方視界を確保しており、ブラインドスポットへの侵入時や、障害物がある場所での走行など車内のモニターから前方確認が可能です。
安全機能
ブロンコスポーツではオートエマージェンシーブレーキ、プリクラッシュアシスト、ブラインドスポットインフォメーションシステム(BLIS)withクロストラフィックアラート、レーンキープシステム、リアビューカメラ、オートハイビームヘッドライトが含まれるFORD CO-PILOT360はもちろん、オートホールド、ポストコリジョンブレーキを全グレード標準装備されております。
また、ベース以外のグレードではより安全性を高めたFORD CO-PILOT360アシストプラスをオプショングループとして追加可能になります。
更に、標準又はオプションのトレイルコントロール、フロント180度カメラwithスプリットビュー&ウォッシャー、レインセンシングワイパー、リバースセンシングシステムなど最先端技術を搭載することができ、より快適な運転を実現しています。
メディア
インスツルメントパネルにはSYNC3テクノロジーを搭載した8インチタッチスクリーンを装備しています。
ハード面では話題のアップルカープレイ&アンドロイドオートが搭載されたことにより、お手持ちのスマホにインストールされているナビゲーションを純正画面に映し出し、車両とリンクさせる事が出来るようになりました。
Siriに対応となる為、音声による目的地設定やショートメールの作成送信、ミュージックの再生が可能です。
オプションパッケージ
キャンプ、釣り、ボートやカヌー、ジェットスキーなどアウトドアの趣味に大活躍間違いなしのブロンコ。
メーカーが用意するアクセサリーは200を超えるとか。
アメリカではアフターパーツメーカーからも様々なパーツが発売されており、自分だけのブロンコスポーツを作れるのも楽しみの一つです。
基本スペック