こんにちは、メカニックの吉田です。
今回はエスカレードにお乗りのお客様から走行中に異音がすると、ご用命をいただきました。
作業当日はあいにくの天候で(3月の下旬なのに雪がガンガン降ってきています)来店された時は
今日は音がでていないね、とのことでしたので確認の為に試運転しましたがやはり異音は出ていませんでした。
工場に戻りリフトに車を上げて点検開始しましたら、後のブレーキのパッドの見えずらい内側が摩耗していましてウエアインジケーターとよばれるパッドが摩耗したら警告音を発する金具がローターにかすかに当たっている状態でした。
ホイールが付いている状態でホイールの隙間からパッドの状態を確認すると、
まだ残量が残っているので大丈夫と判断しがちですが内側の方が少し早く摩耗することもありますので面倒でも必ず内側も確認することが大事です。
この状態からさらに乗り続けますと金具とディスクローターが常に当たる事になりますので、どこに行っても注目の的にはなれますが
あまり気持ちの良い音ではありませんのでおすすめは出来ません。
車検や定期点検はもちろんの事、オイル交換や一般の整備でもキャルウイングでは簡易点検でブレーキパッドの残量その他もきっちりと確認していますので是非ご利用いただければと思います。