ブライトシルバーフィニッシュアルミホイール
エスカレードは、キャデラックのフラッグシップでもあり、アメリカンラグジュリーSUVの頂点です。
堂々としたエクステリアと豪華なインテリア。強力な6.2L V8エンジンがもたらすパワフルな走りはもちろん、その上質な乗り心地とハンドリングには定評があります。
曲面OLEDディスプレイを備えたハイテクインフォテイメントシステムや、プラチナムの豪華なセミアニリンレザーインテリアなど、エスカレードは最も完成度の高いラグジュリーSUVとして、他の追随を許しません。
アーティスト 清木場俊介さん
東北楽天ゴールデンイーグルス 浅村選手
埼玉西武ライオンズ 松井監督
外装
エスカレードはショートボディとロングボディESVが、それぞれ6グレードで構成されています。
ラグジュアリー・プレミアムラグジュアリー・プレミアムラグジュアリープラチナムのラグジュアリーシリーズ。
スポーツ・スポーツプラチナムのスポーツシリーズ。そして、ハイパフォーマンスグレードのVシリーズが昨年デビューしています。
ラグジュアリー系には気品溢れるクロームパーツがふんだんにあしらわれており、スポーツ系はグリルやルーフレール、ウインドウトリムなど各所がグロスブラックとなりスタイリッシュな印象です。
また、各グレードに専用の22インチアルミホイールが装着されます。
グレード構成に変化はありませんが、2024年はマホガニーレッドのボディカラーが廃止され、Vシリーズに新色のブラックダイヤモンドトリコートが追加されました。
スポーツは、キャデラックスポーツメッシュグリルと呼ばれる、ブラックアウトされたスタイリッシュなグリルを装着しています。
大胆なラインとキャデラック独自のアクセントモールが、新型エスカレードのラグジュアリーな雰囲気を強調しています。
ロングホイールベースのESVモデルは、ショートモデルに比較して全長を38.4cm延長し、迫力あるスタイルを実現しています。さらに、ラゲッジスペースの容量はショートモデルと比較して約17%増加しています。
各グレードそれぞれに専用22インチアルミホイールが用意されています。
※画像はスポーツシリーズ専用ホイール
LEDヘッドライトには繊細なキャデラックロゴのエッチング加工が施されており、エレガントなデザインが特徴的です。
俗に言うキャデラックテールと呼ばれる91cmもの長さのLEDテールライト。レンズ内側にキャデラッククレストのレーザーエッチングが施されています。
内装
エスカレードのメーターは自動車業界として初の湾曲したOLEDパネルを採用。
38インチを上回る巨大な画面サイズをもつ高精細ディスプレイは、4Kテレビの2倍のピクセル密度を実現しています。
スクリーンエリアを構成するのは、7.2インチのタッチ式ディスプレイと14.2インチのメーターディスプレイ、そして16.9インチのインフォテインメント用ディスプレイ。反射も少なくはっきり鮮やかに表示されるため、従来のメータークラスターに必須だったフードが無くなっています。
速度、ナビゲーション、電話や音楽メディアの詳細などをフロントガラスに投影。
ドライバーは視線移動無しでインフォメーションを読み取れる為、運転に集中することが可能です。
赤外線センサーを利用した最新のナイトビジョンも備わっています。
AKGは音楽の聖地ウィーンで創立された世界有数の音響機器メーカーで、アーティストのレコーディングなどで採用されています。
エスカレードにはフロント/リアのサブウーファーに加えて28チャンネルのアンプを3基搭載。36個のスピーカーが奏でる最上級の3Dサラウンドシステムが驚くほどリアルで立体的な音響空間を創り出します。
※プラチナム/Vシリーズのみ標準
エスカレードのラゲッジスペースは、ショートでも充分な広さを誇りますが、ESVではさらに広々としたラゲッジスペースとなっています。もちろん、3列全てのシートで大人がゆったりと寛ぐことが可能です。
センターコンソールにはアメリカで一般的な24オンス(700cc)ボトルを6本収納可能な容量の冷蔵庫を装備しており、フリーザーモード付きで5℃から-5℃の間で温度設定が可能です。
アンビエントライトには26色のカラーが設定されており、お好みのカラーでインテリアライティングが可能です。
チルト&スライド、エクスプレスオープンとクローズ、サンシェードモードなどの機能を持ち、車内から様々なパノラマビューを楽しむことが可能です。
注目グレード
Vシリーズは専用グリル、スポイラー、ブレンボレッドキャリパー、4本出しエキゾーストなどが外観上の特徴で、Vシリーズの名に相応しいアグレッシブなスタイルを採用しています。
注目のメカニズムは、V8 6.2L スーパーチャージドエンジンを搭載し最高出力682馬力。ブレンボ製ブレーキ、エアライドアダプティブサスペンション、専用チューンのリアエアスプリングとダンパー、
アクティブエキゾーストバルブを備えたVモードなど、ハイパフォーマンスモデルに相応しいワークスチューニングが施されています。
キャデラックスポーツメッシュグリルとスポイラーを装着したVシリーズ専用のフロントセクション。
強烈なスーパーチャージドV8サウンドを奏でる可変バルブ付きクアッド(4本出し)エキゾーストがリアエンドのアイコンとなっています。
Vシリーズロゴ入りの真紅のブレンボキャリパーを採用しており、絶大なブレーキパフォーマンスを実現しています。
Vシリーズは、ドライブ中にセンターコンソールに備えられたボタンを押すだけで、設定済みのモードを選択して車両のパフォーマンスを引き出すVモードを搭載しています。
(ステアリングレスポンス・ブレーキ、サスペンション、パワートレイン、マフラーサウンドなど)
VシリーズのエンジンはCT5-Vブラックウイングにも搭載されるキャデラックシリーズ最高峰の名機で、キャデラックから選ばれた名工によってハンドビルドされたクラフトマンシップの結晶です。
VシリーズはVドライブモード(パフォーマンス設定、ローダウン、アクティブエキゾーストバルブ解放)、専用セッティングのリアサスペンションを搭載しています。
スーパーカーに用いられるハイテク装備のひとつで、発車の際のホイールスピンの動きを抑え、絶妙なスタートダッシュを実現します。
走行性能
エスカレードのエンジンは、Vシリーズが682馬力の6.2LスーパーチャージドV8エンジンを搭載し、ラグジュアリー系、スポーツ系はエンジンストップ&スタート機能付の直噴6.2リッターV8最高出力420馬力、もしくは最高出力277馬力を発揮するDURAMAX製の3リッター直列6気筒ディーゼルターボも選択可能です。
全てのグレードで10速ATを採用し、よりスムーズで力強い走りが可能となっています。
ATのギヤ段数が増えると従来のギヤ数に比べ、常用速度域においてより低い回転域で走行できるので燃費向上にも繋がるメリットがあります。
サスペンションは従来のマグネティックライドコントロールサスペンションの他、ツーリングパッケージ搭載車には、エアライドアダプティブサスペンションを採用。
路面状況に応じて乗り心地を最適化すると共に最大2インチ(51mm)の車高ダウンを可能としています。
420馬力のパワーと460lb-ftのトルクを誇るエスカレード標準装備のV8エンジンには、ダイナミックアクティブフューエルマネジメントシステムを採用。
巡行速度のクルージングの際、V型8気筒の内、半分の4気筒を自動休止することで燃費に貢献します。
270馬力、460lb-ftのトルクを発揮するオプションのターボディーゼルエンジン。
ディーゼルエンジン特有の図太いトルクを活かしてパワフルな走行を実現しています。
電子制御のエアスプリングサスペンションは、なめらかな乗り心地と走行性能を両立させます。
トレーラーヒッチプラットフォームを標準装備。6.2LガソリンエンジンRWD車で、最大約3.7tの牽引能力を発揮します。
3.0LディーゼルRWD車は最大約3.62tとなり、ボートやキャンピングトレーラーの牽引にも充分な能力を発揮します。
1秒間に1,000回道路状況を読み取り、ダンパーの減衰力を最適に調整します。これにより乗り心地とステアリングの応答性が向上し、スムーズなドライビングを実現します。
雨や雪などのスリッピーな路面状況でも、最も効率良くトラクションを伝える働きをします。
安全機能
エスカレードは車両各部に多くのレーダー、カメラ、超音波センサーによりクルマの周囲に危険を感知する機能を張り巡らせ、安全なドライブをアシストします。
【HDサラウンドビジョン】
複数のカメラを使用して、車両周辺の360°画像を表示します。
【リアカメラミラー】
リアカメラを利用して車両後方の障害物をバックミラーに表示。
カメラビューと通常のバックミラー表示は切り替え可能です。
【ナイトビジョン】
赤外線カメラにより歩行者や大型動物などを検知して表示します。
メディア
話題のアップルカープレイ&アンドロイドオートが搭載されたことにより、お手持ちのスマホにインストールされているナビゲーションを純正画面に映し出し、車両とリンクさせる事が出来るようになりました。
もちろんSiriに対応するので音声による目的地設定やショートメールの作成送信、ミュージックの再生が可能です。
オプションパッケージ
2024年モデルのエスカレードは、パッケージの構成が一部見直されました。
ヘビーデューティトレーラーパッケージはラグジュアリー以外のモデルに追加可能と変更。プレミアムラグジュアリーには、牽引性能と走行性能を重点的に強化したパフォーマンスパッケージが用意され、前年までのラディアントパッケージが廃止されています。
スポーツグレードに設定されているオニキスパッケージは、モノクロマティックエンブレムやグロスブラックエスカレードエンブレム、22インチの専用グロスブラックホイールなど、エクステリアをフルブラックに仕上げることが可能となる、人気のパッケージです。
基本スペック