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ダッジラムバンは、クライスラーがDODGEブランドで生産していたフルサイズバンである。
1980年に「Bシリーズ」としてラインアップに整理されたあと、ピックアップモデルの「ダッジ・ラム」のラインアップに統合され「ダッジ・ラム・バン」となった。Bシリーズ、または単に「ダッジ・バン」とも呼ばれる。
クライスラーは小型バンであった「ダッジ・A100」の後継モデルとして、クライスラー・Bプラットフォームをベースとしたバンを開発した。 これらは1970年にバンのトレーズマン、ワゴンのスポーツマンとして販売が開始された。
従来曲面を帯びていたフェイス部は1980年代初頭において北米市場でトレンドであった角ばったグリル、ライトが採用され、 ピックアップモデルに近しいフェイスデザインとなった。その際にインテリアなども近代的に一新されている。
販売開始から24年経過した1994年、ラムバンは2度目のモデルチェンジを実施し、ドライブトレーンを更新したほか、再び丸みを帯びたフェイスとなった。 エンジン、ボディサイズは多様で、ショートボディ、ロングボディの2種を基本とし、最終モデルには250hpを発生する強力な5.9L V8の「マグナム・エンジン」やCNGを採用したモデルもラインアップされていた。